ホーム > ブログ

ブログ

スポーツマウスピースはどのくらいの期間使えますか? [2021年11月15日]

 



西荻窪の善福寺歯科クリニックです。

今回は「スポーツマウスピースの寿命」についてお話しします。

スポーツマウスピースはプロのスポーツ選手も使用しており、テレビで目にすることもありますよね。
 

ただ、ずっと同じスポーツマウスピースを使っているわけではなく、一定期間ごとに交換しています。

というのも、スポーツマウスピースには寿命があるからです。

そこで、ここではスポーツマウスピースの寿命について解説していきます。

 

スポーツマウスピースの寿命

スポーツマウスピースについては、使用の明確な期限が定められているわけではありません。

ただ、一般的には2年使用できた場合はかなり長持ちしたといわれます。

というのも、それまでに破損や擦り減りなどの劣化が起こるからです。
 

そもそも、スポーツマウスピースはスポーツをする際に使用しますから、

激しく体を動かす中で破損などの事故が起こりやすく、劣化するのも早いのです。

そのため、長持ちするのはゴルフなど体の衝突などが起こらないスポーツに限られます。

 

他のマウスピースと寿命が異なる

歯科に関係するマウスピースは、スポーツマウスピースだけではありません。

例えば、マウスピース矯正で使用する矯正装置もマウスピースです。

そして、それぞれのマウスピースでは寿命の長さが異なります。
 
矯正で使用マウスピースの場合、定期的に交換することを視野に入れていることから、

マウスピースの寿命は1ヶ月程度になります。しかし、1つのマウスピースを加工・調整する方法もあり、

この場合のマウスピースの寿命は24ヶ月程度になるのです

 

スポーツマウスピースを長持ちさせるには

スポーツマウスピースの寿命は、使用方法によって長くも短くもなります。

スポーツで破損した場合は仕方ないですし、

スポーツマウスピースはそのような事態が起こった時にケガを防ぐためのものでもあります。

ただ、そうではなく日常生活の過ごし方も、マウスピースの寿命に深く関係してくるのです。

 

喫煙

スポーツマウスピースを使用したまま喫煙すると、素材に悪い影響をもたらすといわれています。

もっとも、喫煙はスポーツマウスピースの使用関係なく身体に有害であるため、

スポーツマウスピースを使用した状態はもちろん、そうでない時も禁煙した方が良いでしょう。

 

飲食

スポーツマウスピースを使用したまま食事しても、スポーツマウスピースの寿命に直接影響することはありません。

ただ、スポーツマウスピースに汚れが溜まってしまいますし、食べるものによっては着色してしまうこともあります。

また、ガムを噛んでスポーツマウスピースに付着すれば、ガムがくっついて破損してしまう可能性があります

 

スポーツマウスピースの効果

スポーツマウスピースは、本格的にスポーツをする人でなくても使用するメリットは複数あります。

 

口の中のケガを予防する

ぶつけるなどの衝撃によって、歯が破損したり口の中を切ったりする事故を予防できます。

 

脳震とうを予防する

スポーツマウスピースは衝撃を吸収してくれるため、衝撃によって起こる脳震とうを予防することができます。

 

集中力が高まる

スポーツマウスピースを使用することで噛み合わせが良くなり、リラックス効果によって集中力が高まります。

 

筋力がアップする

スポーツマウスピースを使用すると噛み合わせた時に力が入りやすいため、筋力のアップが期待できます。

 

歯科のオーダーメイドがおすすめ

スポーツマウスピースは、一般のスポーツ用品店でも販売されています。

ただ、スポーツマウスピースの効果を最大限発揮させるなら、歯科のオーダーメイドの方が良いでしょう。

市販のスポーツマウスピースはその人個人に合わせて作られているわけではありません。
 

そのため、噛み合わせが考慮されていないケースも少なくなく、

使用することで顎の関節を悪くさせてしまう可能性も否定できないのです。

また、口の中を守る能力も市販のスポーツマウスピースは歯科のオーダーメイドの1/10ほどといわれています。

 

まとめ

いかがでしたか?

最後に、スポーツマウスピースの寿命についてまとめます。
 
1. スポーツマウスピースの寿命 :明確な期限はないが、2年で相当長持ち。それまでに破損することが多い

2. 他のマウスピースと寿命が異なる :矯正用のマウスピースの寿命は、スポーツマウスピースの寿命と異なる

3. スポーツマウスピースを長持ちさせるには :使用中の喫煙・飲食などは控える

4. スポーツマウスピースの効果 :口の中のケガの予防、脳震とうの予防、集中力や筋力のアップなど

5. 歯科のオーダーメイドがおすすめ :市販のスポーツマウスピースは噛み合わせが考慮されていないことも多い
 

これら5つのことから、スポーツマウスピースの寿命について分かります。

擦り減りや破損が確認された場合、スポーツマウスピースは新品のものに交換しましょう。

スポーツマウスピースに明確な寿命は定められていないものの、

このような擦り減り・破損があった場合は寿命と判断するべきです。

 
 

市販のスポーツマウスピースの安全性について [2021年10月15日]

 



西荻窪の善福寺歯科クリニックです。

今回は「スポーツマウスピースと安全性」についてお話しします。

スポーツマウスピースは一般でも市販されているため、わざわざ歯科医院に行かなくてもいいと考える人もいます。
 

確かに、歯科医院でスポーツマウスピースの製作を依頼した場合、

すぐに手に入る市販のものに比べて、製作・完成に至るまでに時間がかかります。

それでも歯科医院のスポーツマウスピースをおすすめするのは、安全性の高さが理由です。

 

フィット感の差がある

市販のスポーツマウスピースと歯科医院で製作するスポーツマウスピースを比較した場合、

フィット感に大きな差があります。もっとも、これは市販のものが粗悪という意味ではありません。

市販のスポーツマウスピースは、多くの人に合うことを想定して製作されたものです。
 

分かりやすく表現するなら万人向けであり、当然ながら自分のためだけに作られたものではありません。

一方、歯科医院のスポーツマウスピースはオーダーメイドであり、

自分にフィットするマウスピースの再現が可能です。そのため、フィット感に大きな差があるのです。
 

スポーツマウスピースを使用する目的

スポーツマウスピースを使用する目的は人によって異なりますが、まとめると次のような目的です。
 

  • • 口の中のケガの予防
  • • 集中力を高める
  • • 脳震盪の予防
  • • 顎関節症の予防

 

もっとも、これらの効果を最大限発揮するには、スポーツマウスピースが自分に合っていることが必須であり、

その意味でもフィット感のある歯科医院のスポーツマウスピースを使用した方が良いのです。
 

さらに、歯科医院でスポーツマウスピースを製作する場合、

型取り前に歯の擦り減り、虫歯の有無なども確認するため、歯の健康状態もチェックできます。

ピースの装着によって、これらの癖から歯を守ることができるのです。
 

合わない場合の問題

市販のスポーツマウスピースはオーダーメイドではないため、自分に合わないこともあります。

合わないスポーツマウスピースを装着し続けた場合、

部品の一部が歯肉に接触することで、歯肉に炎症を引き起こしてしまう可能性があります。
 

そうなると、歯肉退縮によって歯肉が下がってしまい、歯の根が露出してしまいます。

露出した歯の根はエナメル質で保護されていないため、刺激を受けると知覚過敏が起きてしまうのです。

このような問題点があることも、市販のスポーツマウスピースをおすすめできない理由です。
 

ケアが必要る

スポーツマウスピースは口の中に長時間装着するため不潔になりやすく、

さらにカビも生えやすいため使用後はケアが必要です。

また、ケアも正しく行わなければならず、例えば熱湯での消毒はスポーツマウスピースの変形を招きます。
 

市販のスポーツマウスピースを購入した場合、このような説明がされることはまずなく、

その結果ケアせず放置してしまったり、変形させてしまったりする人が多いのです。

その点、歯科医院なら取り扱いの注意点も説明するため、このような事態が起こることはありません。
 

歯ぎしり対策のマウスピースを持っている人へ

既に歯ぎしり対策用のマウスピースを所持している人は、

スポーツマウスピースを製作することなく、歯ぎしり対策用のマウスピースを使いたく思うでしょう。

しかし、歯ぎしり対策用のマウスピースをスポーツ時に使用することはできません。
 

もちろん装着すること自体は可能ですが、それぞれのマウスピースでは素材も厚さも異なるため、

スポーツをする目的でマウスピースを希望するなら、スポーツマウスピースの製作が必要です。

逆の場合に同じことが言え、歯ぎしり対策でマウスピースを使用するなら、それ専用のマウスピースを使いましょう。
 

耐久性

市販のスポーツマウスピースと歯科医院のスポーツマウスピースでは、耐久性にも差があります。

一般的に前者は短期間で穴があくケースが多いため、保護能力が高いとはいえません。

一方、歯科医院のスポーツマウスピースは耐久性が高く、安心して食いしばることができます。
 

これもまたフィットする精度の差が関係しており、

正常な噛み合わせを再現できることで、容易に破損する事態を防ぐことができるのです。
 

まとめ

いかがでしたか?

最後に、スポーツマウスピースと安全性についてまとめます。
 
1. フィット感の差がある :歯科医院のスポーツマウスピースはオーダーメイドのため、自分にピッタリ合う

2. スポーツマウスピースを使用する目的 :口の中のケガの防止、集中力を高める、脳震盪の予防など

3. 合わない場合の問題 :歯肉に炎症を起こし、それがきっかけで歯肉退縮や知覚過敏が起こることがある

4. ケアが必要 :スポーツマウスピースを使用するなら、正しいケアの方法も知っておかなければならない

5. 歯ぎしり対策用のマウスピースを持っている人へ :スポーツマウスピースとしては使えない

6. 耐久性 :歯科医院のスポーツマウスピースの方が耐久性は高く、穴があくなどの破損が起こりにくい
 

これらのことから、スポーツマウスピースと安全性について分かります。

スポーツマウスピースを使用する上で欠かせないのは効果と安全性であり、

これらを確かなものにするためにも歯科医院でスポーツマウスピースを製作することをおすすめします。

 
 

マウスピースには、どのような効果が期待できますか? [2021年09月15日]

 



西荻窪の善福寺歯科クリニックです。

今回は「マウスピースの効果」についてお話しします。

マウスピースの装着は、病気を治すために必要なことではありません。


そのため、敢えてマウスピースの装着を希望しない人も少なくないですし、

そもそもマウスピースに何のメリットがあるのか分からないという人もいるでしょう。

そこで、ここではマウスピースを装着することでの効果について解説していきます。


歯の擦り減りを防ぐことができる

歯は日常生活の中での癖によって少しずつ擦り減っていきます。

 
• 力を入れる時の食いしばり

• 睡眠時の歯ぎしり

 

これらの癖による摩擦は歯と擦り減らし、そうすると少しずつ噛み合わせが悪くなっていきます。

とはいえ、癖というのは意識しても改善するのは難しく、睡眠中の歯ぎしりの場合は尚更です。


そこで効果的なのがマウスピースの装着です。

マウスピースの装着によって、これらの癖から歯を守ることができるのです。


いびきや無呼吸症候群を防ぐことができる

いびきや無呼吸症候群が気になる人は、予防や対策としてマウスピースを装着する方法があります。

もっとも、この場合のマウスピースは特殊な構造になっているため、

スポーツマウスピースなどで対処するのは危険であり、治療の一つとして歯科医院で作成することになります。

 

• 下顎が上顎よりも前に出る位置で固定する

• 舌で気道を塞がないようにする

 

これらの特徴を満たしたマウスピースでなければならず、これはいびきや無呼吸症候群が、

「睡眠時に舌が喉の奥に落ちて空気の通りが悪くなる」という原因であることが理由です。

そのため、他のタイプのマウスピースでは対応することは不可能です。

スポーツ時の歯へのダメージを防ぐことができる

スポーツマウスピースを使用することで、スポーツ時の歯へのダメージを防ぐことができます。

まず、マウスピースを装着することで歯の損傷・口の中の負傷などから守ることができますし、

力を入れることによって起こる食いしばりから、摩擦による歯へのダメージを防ぐことができます。


実際、プロのアスリートでもスポーツマウスピースを装着している人は多く、

競技によってはスポーツマウスピースの装着が義務化されているほどです。

サッカー・野球など、マウスピースの装着が推奨されるスポーツは現在も増加傾向にあります。

矯正治療で使用できる

矯正治療というと、金属のワイヤーを装着して歯並びを改善するイメージがありますが、

現在ではマウスピース矯正と呼ばれる矯正方法も選択できます。

もっとも、この場合のマウスピースは矯正装置の一つであり、従来のマウスピースとは別物です。


マウスピース矯正は「見えない矯正方法」と呼ばれて人気ですが、

一方で難しい症例には対応できないというデメリットもあります。

このように、歯科治療において専用のマウスピースを使用するケースもあるのです。

市販のマウスピースはおすすめできない

あくまで個人の判断ではなるものの、市販のマウスピースを使用するのはおすすめできません。

これには2つの理由があり、1つ目は市販のマウスピースは悪い意味で万人向けという点です。

つまり、一人ひとりに合わせたものではないため、ピッタリと合わない可能性が高いのです。


その点、歯科医院で作成したマウスピースはオーダーメイドですから、

患者さん一人ひとりにピッタリと合ったマウスピースの作成が可能です。

また、2つ目の理由はマウスピースというのは用途に応じてタイプが異なるという点です。


スポーツで使用するならスポーツマウスピース、矯正で使用するなら矯正装置としてのマウスピースなど、

同じマウスピースでもタイプが全く異なるため、安易に市販のものを使ってしまうのは禁物です。

まとめ

いかがでしたか?

最後に、スポーツマウスピースについてまとめます。


1. 歯の擦り減りを防ぐことができる :食いしばり・歯ぎしりなどの癖から歯を守ることができる

2. いびきや無呼吸症候群を防ぐことができる :いびきや無呼吸症候群への対処としてマウスピースの装着が有効

3. スポーツ時の歯へのダメージを防ぐことができる :スポーツマウスピースを装着しているアスリートは多い

4. 矯正治療で使用できる :マウスピース矯正と呼ばれる方法があり、「見えない矯正」として人気がある

5. 市販のマウスピースはおすすめできない :マウスピースは用途に合ったものを選ばなければならない

これら5つのことから、マウスピースの効果について分かります。

スポーツマウスピースを代表に、マウスピースにはこのような種類があり、

それぞれのマウスピースを装着することによってさまざまな効果を得ることができます。


もっとも、このようなマウスピースは市販のものも多く存在していますが、

用途や効果を考えると歯科医院でオーダーメイド用として作成した方が良いでしょう。

マウスピースの使用を検討している人は、気軽に歯科医院に来院して一度相談してみてください。



スポーツマウスピースの説明 [2021年08月15日]

 

西荻窪の善福寺歯科クリニックです。

今回は「スポーツマウスピース」についてお話しします。

スポーツマウスピースと聞くと、プロのスポーツ選手が使用しているイメージが強いと思います。


ただ、スポーツによってはマウスピースの装着が義務付けられていますし、

プロではなく個人が装着することも可能です。

そこで、ここではスポーツマウスピースについて解説していきます。

スポーツマウスピースを装着する目的

スポーツマウスピースを装着するのは、口の中を保護してスポーツによるケガを防ぐのが目的です。

スポーツマウスピースの素材は衝撃を吸収することに長けており、

そのため強打による歯の破損・口腔内の裂傷などを回避しやすくなります。


また、スポーツマウスピースを装着することで歯をしっかり食いしばることができるため、

これが集中力の向上・運動能力の向上につながると意見もあるのです。

例えば、野球選手ならバッティング時の飛距離のアップにつながります。

歯科医院で製作するスポーツマウスピース

スポーツマウスピースはスポーツ用品店で購入することもできますが、正直それはおすすめできません。

まず、市販のものは噛み合わせが考慮されていないため、顎の関節に悪い影響を与えてしまいますし、

嚙み合わせに違和感が出ることで、逆に集中力が低下してしまうことも考えられます。


一方、歯科医院で製作するスポーツマウスピースはオーダーメイドです。

そのため、使用する人にピッタリ合ったものを製作でき、

安全性が高くしっかり噛み合わせることができる質の高いスポーツマウスピースを再現できます。

スポーツマウスピースの寿命

そもそも、マウスピースというのは一度製作したものを一生使用できるものではありません。

とくに、格闘技で使用する場合は衝撃の頻度や強さを考えると、寿命は短いと考えられます。

スポーツマウスピースは2年の使用で長寿といわれるほどで、例えばゴルフなどのスポーツでの使用が挙げられます。


とはいえ、それでも使用する過程で擦り減りが起こりますし、破損する可能性もあるでしょう。

そのため、激しい動きのスポーツをしていない場合でも、

1年に1回は歯科医院でスポーツマウスピースの状態をチェックした方が良いでしょう。


※成長期の子どもが使用する場合、3ヶ月に1回ほどの頻度でチェックすることをおすすめします。

これは、成長期によって顎や歯並びの状態に日々変化が起こっていくのが理由です。

スポーツマウスピースの手入れ

スポーツマウスピースを使用する場合は、きちんと手入れをすることが大切です。

まず、使用する前と使用した後は必ず水ですすいで洗うようにしましょう。

さらに、変形を避けるために高温になる場所に置くことを避け、直射日光に当てないにしてください。


また、スポーツマウスピースを使用する人は、装着前に歯磨きすることを忘れないでください。

装着中は歯に唾液がしみこまないため、汚れたままだと歯に細菌が付着したままになってしまいます。

スポーツマウスピースを保管しておく場所は、通気口の開いたケースを選ぶと良いでしょう。

スポーツマウスピースを使用する時の注意点

スポーツマウスピースを使用する場合は、以下のことに注意してください。

虫歯にかかりやすい

スポーツマウスピースを装着することで唾液が流れなくなり、口の中に細菌が溜まります。

さらに、スポーツ中はドリンクを飲む機会もありますから、装着中は虫歯にかかるリスクが高まります。

手入れを怠らない

スポーツマウスピースの手入れを怠ると、カビが生えてしまう可能性があります。

当然、口の中に悪い影響をもたらしてしまうため、スポーツマウスピースは清潔な状態にしておきましょう。

熱湯での消毒はしない

スポーツマウスピースを手入れする時、消毒する目的で熱湯につけようとする人がいますが、

そうするとスポーツマウスピースが変形してしまい、歯に合わなくなってしまう可能性があります。

まとめ

いかがでしたか?

最後に、スポーツマウスピースについてまとめます。


1. スポーツマウスピースを装着する目的 :口の中のケガ防止。さらに集中力・運動能力の向上も見込める

2. 歯科医院で製作するスポーツマウスピース :オーダーメイドのため、市販のものに比べて格段に質が高い

3. スポーツマウスピースの寿命 :ゴルフなどの場合で2年ほど。1年に1回は状態のチェックが必要

4. スポーツマウスピースの手入れ :使用前・使用後は水ですすいで洗う。高温になる場所には置かない

5. スポーツマウスピースを使用する時の注意点 :虫歯にかかりやすい、手入れを怠らないなど


これら5つのことから、スポーツマウスピースについて分かります。

最近では、プロのスポーツ選手以外にもスポーツマウスピースを使用する人が増加しており、

万一のケガを防ぐために装着をするのが一般的になりつつあります。

また、ケガから歯を守る上でもスポーツマウスピースは高い効果を発揮します。

すぐ虫歯になってしまうのは、噛み合わせが悪いことが関係しているのでしょうか? [2021年07月15日]

 

西荻窪の善福寺歯科クリニックです。

今回は「嚙み合わせの悪さによって起こる問題」についてお話しします。

虫歯へのなりやすさは人によって個人差があり、なりやすい人もいればなりにくい人もいます。


虫歯は歯を失う原因になるため、すぐ虫歯になってしまう人は対処を考えた方がいいでしょう。

ここで気になるのは、「虫歯になりやすい理由」であり、それはさまざまなことが考えられますが、

理由の一つとして挙げられるのが「嚙み合わせの悪さ」です。

嚙み合わせが悪いと虫歯になりやすいのはなぜ?

嚙み合わせが悪い人は虫歯になりやすく、理由として次のことが挙げられます。

プラークが剥がれにくい

嚙み合わせが正常だと、歯と歯がぶつかることでプラークが自然に剥がれますが、

嚙み合わせが悪いと歯と歯がぶつからないことがあり、そうなるとプラークが付着したままになります。

そのため、嚙み合わせが正常な人に比べて歯にプラークが付着している時間が長いのです。

歯の異変に気づけない

例えば、歯が黒っぽく変色していれば虫歯の発症に気づくことができます。

しかし、嚙み合わせが悪い人は歯並びも悪い可能性が高く、

歯並びが悪いことで本来見えるはずの箇所が見えず、歯の異変に気づきにくいのです。

歯磨き時に磨き残しが多くなる

歯並びが正常な人と悪い人とを比較した時、大きな差が出るのが歯磨きの精度です。

当然、歯並びが正常な人ほど歯が綺麗に並んでいるので、歯磨きがしやすくなるでしょう。

つまり、嚙み合わせが悪い人は歯磨きがしづらく、磨き残しが多くなってしまうのです。

嚙み合わせが悪くなるのは何が原因?

嚙み合わせは遺伝的な要素によって悪くなることがありますが、そうではないケースもありません。

一般的に、嚙み合わせの悪くなる原因として以下のことが考えられます。

歯並びが悪い

歯並びが悪くて凸凹の状態になっていれば、当然嚙み合わせも悪くなります。

嚙み合わせの悪さはなかなか自覚できない問題ではありますが、

この場合は目で見て一目瞭然のため、自分でも嚙み合わせの悪さを自覚できるでしょう。

日常生活の癖

日常生活での何気ない癖の中には、嚙み合わせに悪い影響をもたらすものもあります。

例えば、舌で歯を押す癖のある人は歯並びが悪くなるため、嚙み合わせも悪くなりますし、

歯ぎしり・食いしばりの癖がある人は、摩擦によって歯が擦り減るため、嚙み合わせが悪くなります。

歯を失ったまま放置している

虫歯・歯周病・事故などで歯を失った場合、そのまま処置せず放置すると嚙み合わせが悪くなります。

これは、歯を失うことで隣接する歯が移動してしまうのが理由であり、

正常な歯が動いてしまうことで歯並びが正常ではなくなり、嚙み合わせが悪くなってしまうのです。

人工物の高さが合っていない

例えば、被せ物を使用している場合、被せ物の高さが合っていなければ嚙み合わせが悪くなります。

極端な話、高さが高すぎてしまえば歯と歯は噛み合わなくなってしまうでしょう。

また、高さが正常な人工物でも、使用の過程で劣化して高さが合わなくなってしまうこともあります。

嚙み合わせが悪い人が虫歯を予防するには?

嚙み合わせが悪い人は虫歯になりやすいものの、しっかりと予防すれば虫歯は防げます。

歯磨きの精度を高める

歯磨きの精度を高めれば、嚙み合わせが悪くても充分な量のプラークを除去できます。

基本は、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯ブラシの届かない箇所も磨きましょう。

また、プラークテスターでプラークを染め出して、目で確認してプラークを除去するのもおすすめです。

定期検診を受診する

定期検診を受診すれば、その都度虫歯の有無を確認できるため、虫歯の重症化を防げます。

また、ブラッシング指導や生活習慣改善のアドバイスなど、予防に効果的に治療も受けられます。

さらに、詰め物や被せ物など人工物を使用している人は、これらの劣化の有無も確認できます。

嚙み合わせを改善する

嚙み合わせを改善しても虫歯になる可能性はゼロにはできませんが、リスクを減らすことはできます。

ただし、嚙み合わせが悪くなっている原因によっては気軽に治療をすることはできず、

例えば歯並びが悪い場合は矯正が必要なため、長い治療期間と高額な費用がかかります。

まとめ

いかがでしたか?

最後に、嚙み合わせの悪さによって起こる問題についてまとめます。


1. 嚙み合わせが悪いと虫歯になりやすいのはなぜ? :プラークが剝がれにくい、歯の異変に気づけないなど

2. 嚙み合わせが悪くなるのは何が原因? :歯並びが悪い、日常生活の癖、歯を失ったまま放置しているなど

3. 嚙み合わせが悪い人が虫歯を予防するには? :歯磨きの精度を高める、定期検診を受診するなど


これらのことから、嚙み合わせの悪さによって起こる問題について分かります。

嚙み合わせが悪い人は虫歯になりやすく、さらに歯周病にもなりやすくなっています。

嚙み合わせの悪さは病気ではないですが、病気を引き起こす要因になるため、改善することをおすすめします。

メタルボンドとジルコニアセラミックの違い [2021年06月15日]

 

西荻窪の善福寺歯科クリニックです。

今回は「メタルボンドとジルコニアセラミックの違い」についてお話しします。

近年では、詰め物や被せ物などの人工物の素材においてセラミックが人気です。


セラミックにはオールセラミックをはじめとした4つの種類が存在しますが、

中でも特徴が似ているのがメタルボンドとジルコニアセラミックです。

そこで、ここではメタルボンドとジルコニアセラミックの違いについて説明していきます。

セラミックのメリットとデメリット

まず、セラミックのメリットとデメリットについてまとめます。

セラミックの最大のメリットは審美性の高さであり、

人工物でありながら天然の歯と比較しても遜色のない美しさが特徴です。


また、二次虫歯を予防しやすい、長持ちしやすいなどのメリットもあり、

セラミックは審美性だけでなく機能性の高さもうかがえる素材です。

一方、デメリットのなるのが費用の高さであり、これはセラミックが自由診療になることが理由です。


また、単純な強度においても金属である銀歯に劣る部分もありますが、

そんな強度のデメリットを解消した素材となるのがメタルボンドとジルコニアセラミックになります。

メタルボンドとは

では、メタルボンドの特徴から解説します。


メタルボンドとは、「メタル」の名前が示すとおり金属を使ったセラミックです。

フレームに金属を使用して、そこにセラミックを焼き付けたのがメタルボンドであり、

金属を使っていることがメタルボンドのメリットにもデメリットにもなっています。


メリットとしては強度の高さが挙げられ、金属をフレームにしていることから、

メタルボンドはセラミックでありながら金属の頑丈さを持っています。

もちろん外見はセラミックですから、銀歯に比べて審美性は非常に高くなります。


一方、デメリットは金属アレルギーの対象になってしまうことです。

セラミックを希望する人の中には、金属アレルギーで銀歯を使用できないことが理由の人もいますが、

金属アレルギーの人はメタルボンドを使用することができません。


また、見る角度によっては金属が見えてしまうのもデメリットの一つでしょう。

そのため、審美性で比較すればオールセラミックなどに比べて劣りますし、

劣化することでセラミックが剥がれてしまい、金属が露出してしまうケースもあります。

ジルコニアセラミックとは

次に、ジルコニアセラミックの特徴について解説します。


ジルコニアとは「人工ダイヤモンド」と呼ばれる素材で、メタルボンド同様に強度の高さが特徴であり、

「人工ダイヤモンド」という点から、硬さを想像する人も多いのではないでしょうか。

もっとも、セラミックは陶器でありながらも、充分な耐久性を持つ素材であることは間違いありません。


しかし、強い力で噛むことで割れてしまうケースもあるため、

以前は奥歯ではなく前歯のみセラミックにする人が多かったのです。

その点、ジルコニアセラミックは硬すぎるといえるほど硬いため、奥歯でも安心して使用できます。


メタルボンドと比較すると、ジルコニアセラミックは金属を使用していないですし、

審美性も高いため、イメージとしてはメタルボンドの上位モデルと考えると分かりやすいでしょう。

もちろん、金属を使用していないことから金属アレルギーの人でも使用可能です。


ただし、メタルボンドと比較した場合もデメリットもゼロではありません。

それは費用の高さであり、性能が優れている分ジルコニアセラミックはメタルボンドよりも費用が高く、

少しでも費用を抑えることを重視するならジルコニアセラミックは不向きでしょう。

メタルボンドとジルコニアセラミックの比較

メタルボンドとジルコニアセラミックでどちらがおすすめかといえば、答えは患者さんの要望によって変わります。

どちらも強度が特徴のセラミックになるため、

これらのセラミックを希望する人は、セラミックに「強度」を求めていることは間違いないでしょう。


それに加えて少しでも審美性の高さを求めるならジルコニアセラミックがおすすめですし、

金属アレルギーの人なら消去法でジルコニアセラミックになります。

一方、費用の安さを重視する人はメタルボンドがおすすめです。


つまり、「強度以外に何を求めるのか」によっておすすめのセラミックは決まり、

大きく分けると「審美性重視ならジルコニアセラミック」、「費用重視ならメタルボンド」になります。

まとめ

いかがでしたか?

最後に、メタルボンドとジルコニアセラミックの違いについてまとめます。


1. セラミックのメリットとデメリット :メリットは審美性の高さなど、デメリットは費用の高さなど

2. メタルボンドとは :金属のフレームにセラミックを焼き付けたタイプ

3. ジルコニアセラミックとは :人工ダイヤモンドを使用したセラミック

4. メタルボンドとジルコニアセラミックの比較 :審美性・費用などの要望によってどちらがおすすめか決まる


これら4つのことから、メタルボンドとジルコニアセラミックについて分かります。

セラミックには、他にもオールセラミックとハイブリッドセラミックが存在するため、

メタルボンドとジルコニアセラミックもあわせて、自分に最も合ったものを選びましょう。

なお、取り扱うセラミックの種類は歯科医院ごとで異なります。

噛み合わせの悪さは身体の健康に悪い影響をもたらすと聞きました [2021年05月15日]

 

西荻窪の善福寺歯科クリニックです。

今回は「噛み合わせの悪さによって起こる問題」についてお話しします。

嚙み合わせの悪さは病気ではないため、絶対に治療しなければならない状態ではありません。
 
しかし、嚙み合わせの悪さが原因で健康に悪影響をもたらすのは事実であり、

それも口の中だけでなく身体の健康に害をもたらしてしまうのです。

そこで、ここでは嚙み合わせの悪さによって起こる問題について分かりやすくまとめます。

嚙み合わせの悪さと身体の健康の関係

人間は動作をする際、その動作に関係する筋肉を使います。

当然、「噛む」という動作においても筋肉を使用するのですが、

嚙み合わせが悪いことによって筋肉に悪い影響を与え、身体の健康面において以下のような影響をもたらします。
 

肩が凝る

噛む動作をする時には広頸筋という筋肉を使用します。

広頸筋は首から肩にかけてつながっているため、嚙み合わせが悪いことによって肩が凝ってしまいます。

慢性的な肩凝りに悩まされている人は、嚙み合わせの悪さが原因の可能性があります。
 

頭が痛くなる

噛む動作をする時には側頭筋という筋肉を使用します。

側頭筋は顎関節から頭の横あたりにかけてつながっているため、嚙み合わせが悪いことによって頭痛が起こります。

慢性的な頭痛に悩まされている人は、噛み合わせの悪さが原因の可能性があります。
 

自律神経失調症

明確な根拠は解明されていませんが、噛み合わせの悪さが原因となって神経のバランスを崩す人がいます。

とくに多いのが、ストレスを感じる場面で噛み合わせの悪さが露呈することで、不安定になってしまい、

それがきっかけとなって自律神経失調症を引き起こしてしまうケースがあるのです。
 

顎関節症

嚙み合わせが正常な人でも顎関節症は発症しますし、

顎関節症の発症が原因となって嚙み合わせが悪くなってしまう人もいます。

しかし、噛み合わせが悪いと発症するリスクが高くなり、さらに重症化しやすい傾向があります。
 

腰痛

噛み合わせが悪いと頭蓋骨のバランスが崩れます。

そうなると身体は自然とバランスを取りなおそうと、身体の至るところに力をかけようとします。

これによって筋肉に過剰な力がかかり、やがて骨格が歪んで慢性的な腰痛につながります。
 

風邪

噛み合わせが悪いと自然に口が閉じられず、口呼吸になってしまいます。

鼻呼吸だと、空気中の細菌が入ってきても鼻の粘膜によってろ過されますが、

口呼吸だと直接細菌を喉に取り込んでしまうため、風邪を引きやすくなってしまうのです。
 

嚙み合わせが悪くなる原因

嚙み合わせは遺伝的な要因で悪くなることがありますが、以下のことが原因となって悪くなることもあります。

そのため、子どもの時には嚙み合わせが正常でも、成人してから悪くなってしまうケースがあります。
 

歯並び

歯並びが悪い状態で嚙み合わせだけ正常というのはまず考えられません。

なぜなら、歯並びが凸凹した状態では正常に噛み合わせることが不可能だからです。

この場合、矯正治療を行って歯並びを改善することが噛み合わせの改善につながります。
 

人工物の高さ

人工物とは、詰め物・被せ物・ブリッジ・インプラント・入れ歯などが該当します。

これらの高さが合っていなければ、歯の高さが正常でなくなるため、嚙み合わせが悪くなってしまいます。

これらの人工物は使用する過程で高さが変わってくるため、定期的に通院して調整することが必要です。
 

日常生活での癖

例えば、歯ぎしり・食いしばりの癖がある人は、摩擦によって歯を擦り減らしてしまいます。

さらに、舌で歯を押す癖のある人は歯が動いて嚙み合わせが悪くなってしまいます。

他にも頬杖など、顎に負担をかける動作が癖になることによって、嚙み合わせが悪くなってしまうのです。
 

嚙み合わせの自己診断

自分の嚙み合わせの状態を正確に知るためには、歯科医院で診察を受けるのが確実ですが、

簡単な自己診断でも自分の嚙み合わせの状態をある程度知ることが可能です。
 

左右の歯の噛み合わせ

上下の前歯の中心に注目して、一致していなければ上下の噛み合わせが悪くなっている可能性が高く、

さらに上下の顎の骨が左右どちらかにズレてしまっている可能性もあります。
 

前後のバランス

前歯と奥歯のそれぞれの噛み合わせに注目した時、上の歯が下の歯よりも2ミリほど外側に並んでいると正常です。

明らかに嚙み合わせが悪いのは、出っ歯や受け口になっている状態です。
 

上下の前歯を噛み合わせた時の深さ

前歯の噛み合わせの深さは、2ミリほどになっているのが正常です。

これより浅いと食べ物を噛み切ることができず、一方で逆に深すぎるのも正常ではありません。
 

横から顔を見た時の口元

横から顔を見た時、自然に口を閉じられる状態だと正常です。

嚙み合わせが悪いと自然に口が閉じられず、呼吸する時も口呼吸になっています。
 

まとめ

いかがでしたか?

最後に、嚙み合わせの悪さによって起こる問題についてまとめます。
 
1. 嚙み合わせの悪さと身体の健康の関係 :肩凝り・頭痛・自律神経失調症・顎関節症などの問題を引き起こす

2. 嚙み合わせが悪くなる原因 :歯並びが悪い・人工物の高さが合っていない・歯や顎に負担をかける癖がある

3. 嚙み合わせの自己診断 :左右の歯の噛み合わせ・前後のバランスなどを自己診断できる
 
これらのことから、嚙み合わせの悪さによって起こる問題について分かります。

身体の健康においてこのような症状を引き起こす可能性があることから、

嚙み合わせの悪さは軽視できる問題ではありません。

正常な嚙み合わせにすることは、歯を美しく見せるだけでなく、身体の健康を守る効果があるのです。

セラミックは「虫歯の再発や歯周病を予防しやすい」と聞きましたが本当ですか? [2021年04月15日]

 

西荻窪の善福寺歯科クリニックです。

今回は「セラミックによる虫歯・歯周病の予防効果」についてお話しします。

セラミックにするメリットを考えた時、真っ先に想像するのは「審美性の高さ」でしょう。
 
確かに、見た目の美しさはセラミックの最大のメリットになりますが、

それだけでなく歯の健康を守りやすいというメリットもあります。

というのも、セラミックにすることで虫歯の再発や歯周病を予防しやすくなるのです。
 

二次虫歯とは

虫歯の再発のことを二次虫歯と呼びます。

虫歯になった歯を治療する時、歯を削ると表面のエナメル質が失われるため、象牙質が露出します。

エナメル質は歯を保護する役割を担っていますから、象牙質が露出すると歯は細菌に感染しやすくなってしまいます。
 
そこで、治療時には詰め物・被せ物による処置を行い、露出した象牙質を覆って患部を細菌感染から守るのですが、

これらの詰め物や被せ物…すなわち人工物の接着が剥がれることで隙間が生じてしまうのです。

そして、その隙間から細菌が入り込むことで、患部が再び細菌に感染して二次虫歯が起こります。
 

セラミックが二次虫歯を予防しやすい理由

詰め物や被せ物の素材をセラミックにすることで、二次虫歯を予防しやすくなります。

まず、セラミックは材質的にツルツルしているためプラークが付着しにくく、

銀歯と比較すると人工物周辺に汚れが蓄積されにくいのです。
 
また、製作工程の差でセラミックは銀歯に比べて高精度に製作できるため、

人工物のサイズに誤差が生じにくく、余分な隙間が発生しにくいことも予防効果が高くなる理由の一つです。

つまり、「プラークが付着しにくい」「隙間が発生しにくい」ことが、セラミックが二次虫歯を予防しやすい理由です。
 

歯周病とは

歯周病とは、歯ではなく歯を支える骨の病気です。

歯周病が発症することで、歯と歯肉の隙間に歯周ポケットと呼ばれる溝が生まれて歯肉に炎症が起こります。

そして、歯周病が進行することで歯周ポケットはどんどん深くなっていきます。
 
そうすると、歯周ポケットに蓄積された細菌が悪さをして歯を支える骨を溶かしてしまうのです。

歯を支える骨…すなわち歯槽骨が溶かされることで歯は支えを失い、不安定な状態になってしまいます。

不安定になった歯はグラつき、やがては抜け落ちてしまうのです。
 

セラミックが歯周病を予防しやすい理由

虫歯と歯周病は病名こそ異なるものの、予防方法に至ってはほぼ同じです。

具体的には、口の中を清潔にすることが歯周病予防につながるため、

プラークが付着しにくいセラミックにすれば、やはり歯周病も予防しやすくなります。
 
もっとも、上記で解説したように歯周病は歯ではなく歯の骨の病気ですから、

人工物の素材が何であろうと予防にはつながらないと思う人もいるかもしれません。

しかし、プラークに含まれる細菌が原因菌である以上、歯を清潔にすることは歯周病予防の効果を高めます。
 

セラミックのメリットのまとめ

セラミックには、見た目の美しさだけでなく二次虫歯や歯周病も予防しやすくなるメリットがあります。

そこで、改めてセラミックにすることのメリットをまとめてみましょう。
 
・審美性の向上:パッと見ただけでは、天然の歯と見分けがつかない
・二次虫歯・歯周病を予防しやすくなる:プラークが付着しづらく、隙間も生じにくいため
・長持ちしやすい:保険診療の銀歯に比べ、自由診療のセラミックは素材的に長持ちしやすい
・金属を使っていない:セラミックの素材は陶器のため、金属アレルギーの人でも使用できる
 
ここで注意が必要なのが、3つ目と4つ目のメリットです。

まず長持ちしやすい点についてですが、確かにセラミックは銀歯に比べて長持ちしやすいものの、

それはケアが不要という意味ではなく、ケアを怠れば寿命は短くなってしまいます。
 
次に金属を使用していない点ですが、セラミックの中でメタルボンドと呼ばれるタイプは例外です。

メタルボンドは一部金属を使用しているため、全てのセラミックが金属を使用していないわけではありません。

金属を使用していないのは、オールセラミック・ハイブリッドセラミック・ジルコニアセラミックの3つです。
 

まとめ

いかがでしたか?

最後に、セラミックによる虫歯・歯周病の予防効果についてまとめます。
 
1. 二次虫歯とは :虫歯の再発。詰め物・被せ物に隙間が生じることが原因で発症する

2. セラミックが二次虫歯を予防しやすい理由 :プラークが付着しづらく、隙間の生じにくいため

3. 歯周病とは :歯の骨の病気。進行すると、歯を支えている歯槽骨が溶かされて歯が抜け落ちる

4. セラミックが歯周病を予防しやすい理由 :二次虫歯と同じで、プラークが付着しにくいなどが理由

5. セラミックのメリットのまとめ :長持ちしやすく、金属を使用していないメリットもある
 
これら5つのことから、セラミックによる虫歯・歯周病の予防効果について分かります。

費用が高いという欠点はあるものの、セラミックは人工物として大変優れた特徴を持っており、

銀歯に比べて二次虫歯や歯周病を予防しやすくなるのです。

歯の見た目を美しくするだけでなく、歯の健康を守りやすくなるのもセラミックのメリットです。

虫歯になりやすいのですが、噛み合わせが悪さと関係ありますか? [2021年03月15日]

 

西荻窪の善福寺歯科クリニックです。

今回は「噛み合わせの悪さによる歯への影響」についてお話しします。

虫歯は、なりにくい人もいればなりやすい人もいて、つまり虫歯のなりやすさは人によって差があります。

 

このような差が生まれるには当然理由もあり、その一つが「噛み合わせの悪さ」です。

噛み合わせが正常な人は虫歯になりにくく、そうではない人ほど虫歯になりやすいのです。

そこで、ここでは噛み合わせの悪さが歯にもたらす影響について解説していきます。

 

口呼吸がもたらす問題

噛み合わせが悪いと状態によっては口が閉じられず、その場合は口呼吸になります。

呼吸には口呼吸・鼻呼吸がありますが、前者は歯に限らず身体の健康状態に影響を及ぼします。

これは乾燥した空気や空気中の異物を直接口の中に取り込んでしまうのが理由です。

 

もちろん、鼻呼吸の場合も空気中の異物を取り込む形になりますが、

鼻の粘膜によって細菌がろ過されますし、鼻毛が埃などの体内への侵入を防ぎます。

一方、口呼吸は無防備ですから、感染症にかかってしまうリスクが高まってしまうのです。

 

また、乾燥した空気を口の中に取り込むことで唾液が蒸発します。

細菌の自浄作用を持つ唾液が蒸発することで口の中で細菌が停滞し、虫歯になるリスクを高めます。

さらに、酸欠状態の乾燥した口の中は歯周病菌にとって繁殖に絶好の環境になってしまいます。

 

歯並びの悪さがもたらす問題

噛み合わせが悪い原因の一つとして、歯並びの悪さが挙げられます。

歯並びが悪ければ正常に噛み合わせることは当然不可能ですから、

歯並びが悪い人は同時に噛み合わせも悪いと判断して良いでしょう。

 

そして、歯並びの悪さが原因で噛み合わせが悪くなっている場合、虫歯になるリスクが高まります。

なぜなら、歯並びが悪いことによって歯磨きの精度が低下し、

歯並びが正常な人に比べて磨き残しが多くなるからです。

 

磨き残しが多ければそれだけ口の中に細菌が残りますから、

歯並びが悪い人…つまり噛み合わせが悪い人は虫歯になりやすいのです。

また、同じ理由で虫歯だけでなく歯周病にもなりやすいといえるでしょう。

 

エナメル質へのダメージ

噛み合わせが悪いと、噛み合わせた時に歯に対して過剰な力がかかり、これが歯にとって大きな負担になります。

そうなると、歯を保護するエナメル質が傷ついて象牙質の一部が露出します。

知覚過敏が起こる上に歯が脆くなり、細菌に感染しやすくなってしまいます。

 

さらに、負担がかかるのは歯だけでなく、歯を支える歯肉に対しても同様です。

ダメージを受けた歯肉は炎症を起こして歯肉炎が発症、これは初期の歯周病に相当する症状です。

これも、噛み合わせが悪い人が虫歯や歯周病になりやすい理由の一つです。

 

ちなみに、「歯・歯肉に過剰な力がかかる」という意味では日常の癖にも同じことがいえます。

例えば、歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は歯・歯肉にダメージを与えますから、

その場合もやはり虫歯や歯周病になりやすくなってしまうでしょう。

 

口臭の問題

口臭の原因はさまざまであり、例えばニオイのあるものを食べれば一時的な口臭が発生します。

そして、噛み合わせが悪い人も口臭が起こりやすく、これは嫌気性菌の働きが活発になるのが理由です。

嫌気性菌は文字どおり空気を苦手とするため、酸素を含んだ唾液の存在を嫌います。

 

しかし、噛み合わせが悪くて口呼吸になることによって唾液は蒸発しますから、

それは嫌気性菌にとって活動しやすい環境になることを意味するのです。

嫌気性菌がプラークを分解することでニオイが発生、これが口臭を引き起こします。

 

活動しやすい環境の中、嫌気性菌は活発に働いてプラークを分解、それだけ口臭は強力になってしまうでしょう。

ここで問題なのは、嫌気性菌はイコール歯周病菌ということであり、

つまり噛み合わせが悪いと歯周病になりやすいということになります。

 

まとめ

いかがでしたか?

最後に、噛み合わせの悪さによる歯への影響についてまとめます。

 

1. 口呼吸がもたらす問題 :唾液が蒸発して細菌が停滞し、虫歯・歯周病になりやすくなる

2. 歯並びの悪さがもたらす問題 :歯並びが原因で噛み合わせが悪い場合、歯磨き時の磨き残しが多くなる

3. エナメル質へのダメージ :噛み合わせた時に歯・歯肉にダメージを与え、歯が脆くなり歯肉が炎症を起こす

4. 口臭の問題 :酸欠状態になることで嫌気性菌の働きが活発化、口臭が起こり歯周病にもなりやすくなる

 

これら4つのことから、噛み合わせの悪さによる歯への影響について分かります。

噛み合わせの悪さ自体は病気ではないため、虫歯のように早急な対応が求められるわけではありません。

しかし、噛み合わせの悪さが原因で病気を引き起こすこともあるため、医師として改善することをすすめます。

 

どんなに予防してもすぐに虫歯や歯周病になってしまう人は、

予防方法を見直すだけでなく、一度自分の噛み合わせを確認してみてはいかがでしょうか。

健康保険適用のセラミックについて教えてください [2021年02月15日]

西荻窪の善福寺歯科クリニックです。
今回は「健康保険適用のセラミック」についてお話しします。
セラミックは審美性の高さがメリットである一方、費用が高いというデメリットがあります。

自由診療であるセラミックは、保険診療である銀歯などに比べて費用が高く、
そのため予算を理由に仕方なく銀歯を選択した人もいるでしょう。
しかし、保険診療のセラミックが存在することをご存知でしょうか。

健康保険の改定

元々セラミックは自由診療でしたが、2014年の健康保険改定により健康保険が適用されるようになりました。
ただし、無条件ではなく以下の基準が定められています。

基準1. 厚生労働省に施設基準の届け出を行い、認可された歯科医院である
基準2. 歯科補綴治療に関する専門知識、及び3年以上の経験を持つ歯科医師が在籍している
基準3. 厚生労働省の定める歯科用CAD/CAM装置で製作する
基準4. 製作する歯科医技工所との連携がとれている
基準5. 被せ物のハイブリッドセラミックに限られる
基準6. 治療対象となる歯の箇所が限られる

これらの基準をまとめると、健康保険適用のセラミックには次のことがいえます。

詰め物ではなく被せ物に限定される
セラミックの種類はハイブリッドセラミックに限られる
基準に該当する歯科医院で治療を受けなければならない
歯の箇所によっては健康保険適用外になる

ハイブリッドセラミックとは

健康保険適用で使用されるハイブリッドセラミックとはセラミックの一種であり、
自由診療においてもハイブリッドセラミックを選択することが可能です。

ハイブリッドセラミックは、レジンにセラミックの微粒子を練り込んだものであり、
素材としてはレジンとセラミックの中間にあたります。

審美性が高いものの、レジンが混ざっているため年数経過による変色も起こり、
セラミックの中では比較的費用が安く、お手軽なセラミックとして位置づけられています。

ちなみに、自由診療のハイブリッドセラミックと保険診療のハイブリッドセラミックはイコールではなく、
後者は前者に比べて審美性・耐久性が低くなっており、保険診療専用のハイブリッドセラミックを使用しています。

セラミックにするメリット

セラミックはあくまで選択肢の一つであり、もちろん銀歯やレジンを希望することも可能です。
そこで、セラミックにすることへのメリットを説明します。

審美性が高い

セラミックにすることによる最大のメリットが審美性の高さです。
銀歯の詰め物・被せ物は非常に目立つため、人前で口をあけることに抵抗を感じる人も多いでしょう。
その点、セラミックなら天然の歯と見分けがつかないほど美しく、見た目を気にする必要がありません。

虫歯の再発を予防しやすくなる

セラミックはプラークが付着しにくく、これは表面がツルツルしているのが理由です。
そのため、銀歯に比べてセラミックは虫歯の再発を予防しやすいのですが、
今回解説したハイブリッドセラミックの場合、他のセラミックに比べてプラークは付着しやすくなります。

金属を使用していない(メタルボンドは除く)

金属アレルギーの人にとっては、金属が素材になっている銀歯を使用することができません。
一方、セラミックは陶器が素材になっているため、金属アレルギーでも安心して使用できます。
ただし、セラミックの一種であるメタルボンドは金属を使用しているので注意が必要です。

長持ちしやすい

人工物は永久に使用することはできず、その点はセラミックも例外ではありません。
しかし、素材としての寿命の長さは保険診療の銀歯やレジンに比べて長く、
セラミックの種類やケア次第では10年以上使用することも可能です。

セラミックにするデメリット

セラミックには、メリットがある一方でデメリットもあります。
もっとも、方法次第でデメリットをある程度解消できるため、その点もあわせて説明します。

費用が高い

自由診療であるセラミックは費用が高く、特に最も美しいとされるオールセラミックは非常に高額です。
ただし、「医療費控除を利用する」「健康保険適用のハイブリッドセラミックを選択する」など、
セラミックの種類にこだわりがなければ、ある程度費用を抑えることが可能です。

事故によって割れることがある

セラミックは陶器であり、単純な強度だけで比較すれば金属である銀歯に劣ります。
そのため、あまり強い力で噛むと割れてしまうことがありますが、
メタルボンド・ジルコニアセラミックなど、強度に優れたタイプのセラミックも存在します。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、健康保険適用のセラミックについてまとめます。

1. 健康保険の改定 :2014年の健康保険改定により、セラミックにも健康保険が適用されるようになった
2. ハイブリッドセラミックとは :レジンにセラミックの微粒子を練り込んだタイプ
3. セラミックにするメリット :審美性が高い、二次虫歯を予防しやすくなる、長持ちしやすいなど
4. セラミックにするデメリット :費用が高い、事故によって割れることがある

これら4つのことから、健康保険適用のセラミックについて分かります。
健康保険適用のセラミックはハイブリッドセラミックに限られており、
また自由診療のハイブリッドセラミックとは異なるものになります。

さらに、保険適用にあたってさまざまな基準が定められているため、
保険診療のセラミック治療を希望する人は、一度歯科医院に行って相談してみるといいでしょう。

« Older Entries