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ジルコニアは割れる?原因と長持ちさせるポイントを解説

2026年07月20日


虫歯治療や銀歯のやり替えで「セラミック」や「ジルコニア」という言葉を耳にする機会が増えています。見た目の自然さだけでなく、耐久性を重視してジルコニアを検討する方も少なくありません。

一方で、「ジルコニアは割れないの?」「歯ぎしりがあるけれど大丈夫?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、ジルコニアが割れる原因や、セラミックを長持ちさせるための歯ぎしり対策について、一般の方向けにわかりやすく解説します。

1. ジルコニアとは?

ジルコニアは「二酸化ジルコニウム」というセラミック素材で、強度が高いことが特徴です。歯科では、被せ物やブリッジなど幅広い治療で使用されています。

従来のセラミックは透明感に優れる一方で、強い力が加わると欠けたり割れたりすることがありました。これに対し、ジルコニアは噛む力がかかりやすい奥歯にも使用されることが多い素材です。

また、金属を使用しないため、金属アレルギーが気になる方にも選択肢の一つとなっています。

2. ジルコニアが割れる原因とは?

ジルコニアは強度の高い素材ですが、破損する可能性がまったくないわけではありません。主な原因は次のとおりです。

① 歯ぎしり・食いしばり

ジルコニアが割れる原因として多いのが、歯ぎしりや食いしばりです。
睡眠中の歯ぎしりでは、通常の食事よりも大きな力が歯に加わることがあります。その状態が続くと、ジルコニアや周囲の歯に負担が蓄積し、欠けや破損につながる可能性があります。
自分では気づきにくいため、家族から指摘されたり、歯科医院で歯のすり減りを指摘されたりして初めて分かるケースもあります。

② 噛み合わせの変化

噛み合わせは年齢や歯の摩耗、ほかの歯の治療などによって少しずつ変化します。
一部分だけに強い力が集中すると、ジルコニアへの負担が増え、破損のリスクにつながることがあります。

③ 被せ物の種類

ジルコニアには大きく分けて2つの種類があります。

  • オールジルコニア: 全てがジルコニアだけで作られた強靭なタイプ。
  • ジルコニアセラミック: 表面にセラミックを焼き付けたタイプ。

後者は見た目の自然さが期待できる一方、表面のセラミック部分が欠ける場合があります。使用する部位や噛み合わせによって、適した素材は異なります。

④ 土台の状態

被せ物は、ご自身の歯や土台の上に装着します。
土台の状態や適合に問題がある場合、被せ物へ力が偏って加わり、破損につながることがあります。

3. セラミックの歯ぎしり対策

歯ぎしりや食いしばりがある場合は、治療後の負担を減らすための対策が重要です。

① ナイトガードを使用する

睡眠中の歯ぎしりがある方には、歯科医院で作製するマウスピース(ナイトガード)が用いられることがあります。
ナイトガードは歯や被せ物への衝撃を和らげる役割があり、ジルコニアだけでなく天然歯への負担軽減も期待できます。

② 噛み合わせを定期的に確認する

時間の経過とともに噛み合わせは変化するため、定期検診でチェックを受けることが大切です。
必要に応じて調整を行うことで、一部の歯だけに負担が集中することを防ぎやすくなります。

③ 日中の食いしばりに気を付ける

パソコン作業や家事、運転中など、無意識に上下の歯を接触させている方もいます。
本来、安静時は上下の歯は接触していない状態が一般的です。食いしばりの癖に気づいたら、意識して力を抜くことも歯への負担軽減につながります。

4. ジルコニアを長持ちさせるためのポイント

ジルコニアそのものは虫歯になりませんが、土台となる歯は虫歯や歯周病になる可能性があります。長く使用するためには、毎日のケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。

毎日のセルフケア

歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも使い、被せ物の周囲まで清掃することが大切です。
被せ物と歯の境目には汚れが残りやすく、そこから虫歯が進行することがあります。

定期検診を受ける

定期検診では、クリーニングだけでなく、以下の項目をチェックします。

  • 噛み合わせの確認
  • 被せ物の状態
  • 歯ぐきの健康状態

異常があれば早めに対応できるため、結果として被せ物を長く使用できる可能性があります。

5. まとめ

ジルコニアは強度が高く、奥歯にも使用されることが多い歯科材料です。しかし、歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせの変化などが続くと、割れたり欠けたりする可能性があります。
そのため、素材選びだけでなく、噛み合わせの確認やナイトガードの使用、日頃のセルフケア、定期検診などを組み合わせて管理することが大切です。

治療方法や使用する素材は、お口の状態や噛み合わせによって異なります。気になることがある場合は、歯科医師に相談し、ご自身に合った治療方法について説明を受けるとよいでしょう。

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