矯正歯科
訪れた皆さまが心地よくお過ごしいただける、
常にそんなサロンでありたいと私たちは考えています。
矯正治療について
矯正治療とは、乱れた歯並び・噛み合わせを整える治療のことです。
専用の装置を使って歯を正しい位置へとゆっくり移動させ、歯並び・噛み合わせを整えます。
見た目が整うのと同時に、歯本来の機能を取り戻せます。
悪い歯並び・噛み合わせを放っておくと?
乱れた歯並び・噛み合わせを放っておくと、損なうのは見た目だけではありません。
さまざまな悪影響が及びます。
・見た目が悪くなる(歯を見せて笑えなくなる)
・歯磨きがしづらいため虫歯や歯周病になりやすくなる
・発音が不明瞭になる
・均等に噛めなくなり、顎がゆがむおそれがある
・消化器系に負担がかかる
など
矯正治療をはじめるのに適した時期
矯正治療は「子どもの治療」と思われがちですが、実は成人してからでも遅くはありません。
ですが、幼少の頃にはじめたほうが顎の成長を利用して治療できるため、抜歯のリスクを避けられるうえに成人してからに比べて短い期間で治療を完了させることができます。
とはいえ、症例により矯正治療をはじめる時期は異なります。
相談したらすぐ治療に入るわけではありませんので、歯並び・噛み合わせが気になりましたら、まずはお気軽にご相談ください。
なお、相談する前から「矯正治療を検討しているのですが、治療期間はどのくらい?」という質問をときどき受けますが、治療期間については個人差があります(一般的には、1~2年から数年かかります)。
当院ではご相談いただいた際に、治療期間・治療費についてもくわしくお話しさせていただきます。
不正咬合の種類
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の歯列全体、もしくは上顎が大きく前に突き出ている状態。
いわゆる「出っ歯」。
上顎の過成長、下顎の成長が不十分、生まれつき下顎が小さいことで起こる。
下顎前突(かがくぜんとつ)
下の歯列全体、もしくは下顎が大きく前に突き出ている状態。
いわゆる「受け口」。
食べものがうまく噛めず、発音にも影響が出る。
上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)
上下の歯列がともに前に突き出ている状態。
唇が閉じにくく、転倒したときなどに前歯が折れたり唇が傷ついたりしやすい。
すきっ歯
歯と歯の間にすき間がある状態。
顎に対して歯が小さい場合や、先天的・後天的も含めて歯の本数が足りない場合に起こりやすい。
目立つだけでなく、食べものが挟まりやすい。
叢生(そうせい)
歯がでこぼこにズレていたり、重なって生えていたりする状態。
顎が小さく歯がきれいに並ぶスペースが足りない、顎に対して歯が大きすぎといった場合に起こりやすい。
代表的なのが「八重歯」。
過蓋咬合(かがいこうごう)
正面から下の歯が見えないくらいに上の歯列が下の歯列に深く被さっている状態。
深く噛みこんだ歯が歯ぐきを傷つけやすいうえに、物を噛みづらい。
場合によっては発音にも影響が出る。
交叉咬合(こうさこうごう)
左右いずれかの奥歯または前歯が横にズレている状態。
前歯の中心がズレていることが多い。
放っておくと噛む機能が低下し、顔がゆがむおそれがある。
開咬(かいこう)
奥歯を噛み合わせたときに上下の歯に隙間ができる状態。
前歯で物を噛み切ることができず、空気が漏れやすいため、発音に影響が出やすい。
指しゃぶりが原因となることがある。