ホーム  »  ブログ  »  スポーツマウスピースに健康保険は適用されますか?

ブログ

スポーツマウスピースに健康保険は適用されますか?

2022年01月15日

 

西荻窪の善福寺歯科クリニックです。

今回は「マウスピースと保険適用の有無」についてお話しします。

一般的な常識として、ほとんどの方は病院に行く時に保険証を持っていくと思います。


これは本人確認としてはもちろん、健康保険適用において保険証が必要になるのが理由ですね。

歯科医院においても例外ではなく、歯科の治療は健康保険が適用されます。

しかし、中には保険が適用されない治療もあり、例えばスポーツマウスピースの場合はどうなのでしょうか。
 

スポーツマウスピースは保険適用外

結論から言うと、スポーツマウスピースの費用は健康保険の適用外です。

そもそも健康保険というのは、病気に対する処置であることが前提ですから、

いくらケガをしないための健康目的とは言え、スポーツマウスピースの場合は自由診療になります。


もっとも、歯科で自由診療になるケースは、これが特別というわけではありません。

例えば、インプラントやセラミックは健康目的の治療でも、審美性を兼ねていることで自由診療になりますし、

完全に審美目的の治療となるホワイトニングも自由診療です。
 

スポーツマウスピースの効果

スポーツマウスピースは、文字どおりスポーツの場面で装着するマウスピースです。

動きが激しいスポーツでは、衝撃・衝突などによってお口の中をケガしてしまうことがあり、

その対処として使用されるのがスポーツマウスピースです。


また、嚙み合わせが安定することで、最大限のパフォーマンスを発揮できるようになるとも言われており、

例えば野球では体の軸が安定するため、ピッチング・バッティングの能力が高くなります。

実際プロのアスリートでも、スポーツマウスピースを使用している人はたくさんいます。
 

市販のスポーツマウスピース

スポーツマウスピースは自由診療ですから、費用の高さが欠点として挙げられます。

仮に費用の安さにこだわるなら、市販のスポーツマウスピースを使うという方法もありますが、

スポーツマウスピース本来の効果・仕様を考えると、その選択はおすすめできません。


市販のスポーツマウスピースは、オーダーメイドではなく、言わば万人向けに作られたものですから、

自分の歯並びにピッタリ合うわけではなく、そのため破損や劣化もしやすいのです。

その点、歯科医院で製作するスポーツマウスピースは、完全オーダーメイドになっています。
 

スポーツ以外の用途では使わない

歯科治療では、さまざまな場面でマウスピースを装着します。

例えば、矯正にはマウスピース矯正と呼ばれる治療法がありますし、

自宅で行うホームホワイトニングでは、薬剤を浸透させたマウスピースを装着します。


さらにナイトガードといって、歯ぎしりに対処できるマウスピースも存在しますが、

それぞれのマウスピースはイコールではなく、治療法・目的に合わせて作られたものです。

例えば、歯ぎしりが気になるという理由で、スポーツマウスピースをナイトガード代わりに使うことはできません。
 

お子さまが使用する場合

スポーツマウスをお子さまが使用する場合は、いくつか注意点があります。

まず、歯が生え変わる時期にスポーツマウスピースを希望する場合は、

型をとることができないことで、スポーツマウスピースの製作が不可能なケースも考えられます。


また、年齢的に成長期になりますから、歯や顎など、お口の中の状態は常に変わっていきます。

そのため、定期的にお口の中をチェックする必要がありますし、

合わなくなっているようであれば、新たなスポーツマウスピースを製作する必要があるのです。
 

洗浄と保管の仕方

スポーツマウスピースは熱に弱いため、熱いお湯で洗うと変化や破損の原因になってしまいます。

そのため洗浄する際は必ず水、もしくはぬるめのお湯を使って洗うようにして、

ブラシを使用する際も毛先のやわらないものを使って、軽くこするようにしましょう。


また、保管時には専用の容器を使用しますが、洗った後は乾かさずに保管するようにしてください。

専用の容器に保管しておかないと、スポーツマウスピースの本来の効果が発揮されなくなってしまいます。
 

まとめ

いかがでしたか?

最後に、マウスピースと保険適用の有無についてまとめます。


1. スポーツマウスピースは保険適用外 :スポーツマウスピースの費用は自由診療になる

2. スポーツマウスピースの効果 :スポーツ時の衝撃などによるお口の中のケガを防ぐ

3. 市販のスポーツマウスピース :値段は安いがオーダーメイドではないため、破損・劣化しやすい

4. スポーツ以外の用途では使わない :スポーツマウスピースは、あくまでスポーツの場面のみで使用する

5. お子さまが使用する場合 :歯型がとれない可能性があり、成長にあわせて定期的な再製作が必要になる

6. 洗浄と保管の仕方 :熱いお湯を使わない、専用の容器に入れて保管する


これらのことから、マウスピースと保険適用の有無について分かります。

スポーツマウスピースは自由診療になるため、すぐに製作を決断できない方も多いでしょう。

そのため、スポーツマウスピースのことでお悩みの方は、お気軽に当院にご相談ください。